優しさと心強さと
- 参列者
- ご親族:9名 ご会葬者:なし 1日家族葬
- 斎場
- お花茶屋会館
- 宗教
- 無宗教
61歳で旅立たれた故人様は、女手一つで2人のお嬢様を育てあげた優しいお母様でした。
ご長女様は、「私が学生だった頃、母はただ単に温厚な人だと思っていました。けれど自分も2児の母親になって、母はすごい人だったんだなと改めて感じます」とおっしゃいました。
お嬢様方がご結婚されて実家のお墓を残すことは叶いませんが、ご姉妹の2家族のみなさんが今できる精一杯のお気持ちでお母様をお見送りしたいとお考えになりました。
いつも背中を押してくれた母
お式のお打ち合わせは、喪主を務めるご長女様のご主人様を中心にお進めいただきました。
ご長女様にお母様とのエピソードを伺うと、高校生のとき家にお金がないことを分かっていながらも、夢の実現のために卒業後は専門学校に行きたいとお母様に相談すると、「あなたが行きたいなら頑張って勉強しなきゃね。いいよ、行きなさい」と言ってくれたことを、今も鮮明に覚えているとお話しくださいました。
「絶対に無理だと進学を諦めかけていましたが、即答でOKしてくれてびっくりしました。今の私があるのはあの時の……いや、いつも私たち姉妹のやることを否定せず、背中を押し続けてくれた母の優しさがあったからだと思います」とおっしゃいました。
可愛いものに囲まれて
いつもご姉妹の背中を押して人生を応援してくれたお母様。
どんなに忙しくてもお金がなくても、その行動は娘たちの目から見ても愛らしくて、可愛いものを集めることも大好きでした。
毎年、お母様の誕生日にご家族みんなで東京ディズニーランドに行かれたそうです。
お式ではディズニーランドで撮った思い出写真、お母様が大切にしていたキャラクターのぬいぐるみをお飾りして、ご家族が用意した小さなスピーカーからお母様お気に入りのBGMをお流しいただきました。
最後のお別れでは、ご家族の一人ひとりが「ありがとう」「ありがとう」とお声がけをしながら、お写真やお手紙をたくさんお手向けいただきました。
担当エンディングプランナー 真野 裕輝
お式にはご長女様とご次女様のご家族、故人様のお母様とお姉様がご参列になりました。
お母様は手作りしたお弁当に故人様の好物をいっぱい詰めてご持参になられて、「ほら、いっぱい好きなもの持ってきたわよ。食べながら行きなさいね……」と涙ながらに語りかけておられました。
小さなブーケはご長女様、ご次女様、3人のお孫様の手で一人ひとりお手向けいただきました。
「可愛い!お母さんぽいね」「ピンクに囲まれて素敵」とお柩、お花、ご遺影写真に大変ご満足いただいているご様子でした。
サプライズで制作したパネルをお渡しすると、ご長女様、ご次女様が涙を流されて喜んでくださいました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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