• 仙台宮城野斎場を拠点に、葬儀社スタッフ約20名、霊柩車会社スタッフ10名、納棺師協会スタッフ4名とともに約300の棺を組み立てる
  • 棺を組み立てる斎場に泊り込みの葬儀社も
  • まだ棺を組み立てる人手が足りない
  • 仙台市内の様子

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第3弾支援部隊として派遣したアーバンフューネス社員からのレポート

3月28日17時現在

仙台宮城野斎場を拠点に、葬儀社スタッフ約20名、霊柩車会社スタッフ10名、納棺師協会スタッフ4名とともに約300の棺を組み立て、石巻の安置所へ配送、納棺を行っています。

問題となっていた旧石巻青果花き地方卸売市場安置所のご遺体も棺の供給が追いついてきました。その一方で、ここ数日浮上してきた問題は、県・市・警察・消防・厚生省・経産省の連携がうまくとれず、ご遺体の埋葬が遅々として進まないこと。

行政の指示が一本化されないため、対応が後手にまわり、待機時間が生じたり、全国の葬儀社から寄せられた埋葬関連の支援物資がやっと今届くなど、タイムラグがある状況が、なんとも歯がゆい思いがします。

最大の問題はやはり身元不明のご遺体の埋葬。火葬場は数週間待ちです。
仙台市営墓地での土葬が始まっても、津波被害の方はどの市区町村から流れてこられたか不明のため、費用をどこが負担するのか行政が折衝している間、埋葬が進まないとのことでした。

現在は市内での身元が判明し、かつご遺族が土葬に同意した方から埋葬するしかありません。
東京へも500体のご遺体を搬送するとのことですが、支援隊の間から「身元不明の方もできる限り尊厳を守って葬りたい。トラックでの一括搬送はしのびない。せめて寝台車や霊柩車を手配できないか」との声があがっています。

現在は寝台車・霊柩車の協力が不可欠な状態です。私たちも次回の支援から寝台車で向かう予定です。
未曾有の惨事で行政も大変なのは理解しておりますが、埋葬に関しての知識や必要な物資、墓地は葬儀社のほうが供給できる面もあります。

民間に任せるなら、とにかく早く任せてほしい。
これが今の切実な思いです。

埋葬に関するニュース

28日政府から、遺体の搬送は全日本トラック協会・全日本葬祭業協同組合連合会・全国霊柩自動車協会に、土葬する場合の墓穴掘削は全国建設業協会にそれぞれ協力要請が出ました。
また東京都でも500体のご遺体の火葬を都営の瑞江葬儀所で受け入れることを表明しています。