日刊スゴい人! Vol.287
『業界常識を覆す、時代に即した感動葬儀を創り上げる男』
独立までの決意
やりたい仕事が無かった。就職はしたが独立する為、5年で辞めると決めてました。高校のラグビー部の先輩に誘われ一緒にブライダルの事業[TAKE and GIVE NEEDS]を立ち上げました。
3年半で上場。この時独立に興味は無く創業メンバーとして会社の発展に寄与してました。
稼働が良くない結婚式場のオーナーからの相談に、葬式会館にしたらどうですか?と提案したら私に依頼されました。会社に相談したが上場直後のタイミングで上場資金を葬儀屋に使う事は出来ません。
この時自分の心の奥に消えかけていた独立精神に火がついてしまいました。
無計画でのスタート
結婚式場が葬儀会場へ変わる案内を出したら近隣住民からの猛反対。4ヶ月間話し合いました。地元の人が利用するので簡単に集客ができると思ってました。
しかし日中は挨拶回り夜はポスティングをしても4ヶ月間1件もお客様は来ませんでした
心に残るお別れの場とは
そして仕事を頂いた時 どんな風に送りたいたいですか? と質問をしても返答なし。精神状態から考えても当たり前ですが終わってからもっとこうしたかったと思うはず。
そしたらどうにかして事前に引き出したい。通常、葬儀の世界で全員が良いと思うのは“何にもしないこと” 満足はしないけど不満は無いからそれが正しい世界。
私達はお客様が生前の話をされている姿を見ているとどうしてもあと1歩その思い出を心に刻むお手伝いをしたくなるのです。送る側、送られる側の思いが一つになり心に残るお別れの場が生まれる。お客様の心の中を感じ大切な人生のセレモニーに感動を添えていきたいです。
(本文より抜粋)