ハイ・サービス日本300選 第1回受賞企業として選定
ハイ・サービス日本300選(オブザーバー:経済産業省)とは
むすびす(旧アーバンフューネス)は、経済産業省所管の団体、「サービス産業生産性協議会」より、「ハイ・サービス日本300選」に選ばれました。同賞はサービス業において模範となる、先進的な取り組みを実践している企業を3年間で300社選定し、日本のサービス業全体の生産性向上を実現すること狙いとする活動です。平成22年3月までに全国269社が選出されました。
サービス産業生産性協議会とは
経済産業省をはじめ、総務省・文部科学省・厚生労働省・国土交通省・農林水産省など6つの省の協力を得て、日本のサービス業の発展のために設立された団体です。
むすびすの受賞理由
従来の葬儀社が失った顧客志向の適正価格の追求のみならず、「可もなく、不可もなく」が100点と言われた葬儀において遺族や故人の思いを反映した葬儀を展開し、これまでの葬儀業界の理念・価値観を変える取り組みを実施していること。
伝統的な成熟業種において既成概念にとらわれず、新たな視点で高い品質のサービスを提供しているという理由から選ばれました。
- 世の中が非常に変わってきているにも関わらず、葬儀だけは昔からその形態が変わっていないことに問題意識を持ったことがきっかけで起業。従来、葬祭業は、あくまでも出過ぎないことが求められていたが、まったく逆の発想で葬儀を「企画」している。
- 仮に小さなことであっても、故人の個性や遺族の思いを反映させて「感動葬儀」を展開している。
- 最前線でご家族と接するエンディングプランナー(葬儀担当者)に、粗利の一定額を企画アレンジの経費として使える裁量権を持たせている。
ハイ・サービス日本300選を受賞した代表的な企業
流通系
- (株)伊勢丹
- イオン(株)
- 無印良品 ((株)良品計画)
- (株)ニトリ
IT系
- (株)カカクコム
- (株)ぐるなび
- クックパッド(株)
金融系
- (株)セブン銀行
運輸系
- 日本交通(株)
観光系
- 旭川市旭山動物園
- 新江ノ島水族館
- スパリゾートハワイアンズ (常磐興産(株))
- (株)星野リゾート
教育系
- (株)公文教育研究会
- ヤマハ音楽教室 (ヤマハ(株))
医療系
- 財団法人 聖路加国際病院
スポーツ系
- 北海道日本ハムファイターズ(株)
ハイ・サービス日本300選 選定委員会
代表幹事である、ウシオ電機(株)の牛尾治朗会長を筆頭とした選定委員会で選ばれます。
選定委員は以下のとおりです。
委員長
- 村上 輝康 (株)野村総合研究所シニア・フェロー
委員
- 伊藤 元重 東京大学大学院経済学研究科教授
- 橋下 和仁 東京大学大学院工学系研究科教授
- 藤沢 久美 シンクタンク・ソフィアバンク副代表
- 小林 英俊 (財)日本交通公社常務理事
- 藤川 佳則 一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授
- 河野 栄子 DIC(株)社外取締役
- 野原 佐和子 (株)イプシ・マーケティング研究所代表取締役社長