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葬儀の流れとは?どんな日程で何すればいいのか分かりやすく解説

逝去からご葬儀までの流れは、どんな日程・スケジュールで進行するのか

「お葬式のことは分からない」「葬儀は一度も行ったことがない」という方でも、逝去の後は、お通夜を行い、翌日には葬儀・告別式、火葬場で火葬をして、故人の遺骨をお墓に納めるというような流れは、漠然とイメージできるのではないでしょうか。

しかし、逝去から葬儀までの限られた時間で、どのタイミングで何を準備し、どんな手続きが必要で、どのように進んでいくのか、具体的には分からないという方が大半だと思います。

頻繁に行われるものではない、非日常的な儀式であるからこそ、万が一に備えて逝去から葬儀を終えるまでの流れと、それぞれのタイミングでやるべきことを知ることが大切です。

逝去から葬儀までの平均日数は5~6日

葬儀に関する情報を発信するエンディングデータバンクによると、2016年から2018年に行った葬儀のうち、亡くなってから火葬が行われて葬儀が終わるまでるまでの日数は5日~6日間だった方が大半を占めています。

無くなってから火葬までの平均日数
無くなってから火葬までの平均日数

この限られた時間の中で、葬儀の準備や手続きなど、やるべきことはたくさんあります。
万が一のことが突然訪れても慌てないよう、逝去から葬儀までのおおまかな流れを頭に入れ、いざというとき対応できるように、心構えをしておきましょう。

危篤・逝去から葬儀を終えるまで、一般的な9つのステップ

病院で危篤になり、逝去した故人を仏教の葬儀で見送る場合の流れと手続きを紹介します。

お通夜・告別式 2日間の葬儀の流れ

1.危 篤
  • 病院の場合は、葬儀社を探します。
  • 自宅の場合は、かかりつけの医師に連絡します。
2.逝 去
  • 医師から死亡診断書を受け取り、葬儀社に連絡します。
  • 自宅での急な逝去の場合は警察に連絡します。事故かどうか警察による判断が必要だからです。
  • 警察から逝去の連絡があった場合は、連絡のあった警察署に向かい、身元と本人であることの確認をします。警察病院に故人を迎えに行く日時が伝えられます。
3.お迎え・安置
  • 自宅もしくは斎場などに併設された専用の安置施設の、どちらに搬送するかを葬儀社に伝えます。
4.打ち合わせ
  • 葬儀社と葬儀の費用、場所、日時、スタイルを決め、参列者に連絡します。
5.納 棺
  • 棺に手向ける品を用意します。
6.お通夜
  • 僧侶や参列者の対応をします。
7.告別式
  • 故人に代わり喪主が挨拶をします。
8.火 葬
  • 骨上げをします。
9.精進落とし・解散
  • 食事の席で改めて葬儀でお世話になった方へ感謝の気持ちを伝える。
  • 解散後、自宅に遺骨・白木位牌・遺影を安置する。

1日葬や直葬(火葬式)は、葬儀の流れは異なります。
1日葬の場合は[6.お通夜]を行いません。
直葬(火葬式)では[6.お通夜]と[7.告別式]を行いません。

一日葬儀について詳しく知りたい方はこちら
火葬式・直葬について詳しく知りたい方はこちら

「万が一」のとき慌てないために、危篤のときにやるべき4項目

病院から危篤の連絡を受け、平静でいられる方はいないでしょう。
落ち着いて考えられるときに、危篤のときにやるべき4項目を確認しておきましょう。

1.危篤の連絡

大切な方が危篤になったら、気持ちをしっかりもってお別れの準備をしましょう。

まず、臨終に立ち会ってもらいたい家族や親族に連絡し、その後、親しい友人や会社関係の方に連絡しましょう。

大切な方が元気なうちに会いたい方を伺い、危篤の連絡をする方のリストをあらかじめ作っておくと、スムーズに連絡できるだけでなく、訃報を案内するときにも役立てられます。

遠方の親戚ですぐに駆けつけることができないとしても、連絡しておいたほうがいいでしょう。
親族であっても大切な方と不仲であったり、絶縁に近い場合は危篤の連絡は必要ないでしょう。
ただし、逝去したことを知らせる訃報は案内してください。
葬儀後に「どうして知らせてくれなかったのか」と責められる可能性があるからです。

家族葬の連絡をする相手と手段。お呼びしない方にも連絡は必要?

2.着替えの用意

病院などに入院していると、着ているものは施設側が用意した病衣の場合がほとんどです。もし、お気に入りの洋服に着替えた姿で退院させたいという考えであれば、洋服を用意しておきましょう。

3.現金の用意

病院によっては、退院時に精算が必要な場合があります。また、交通費や飲食代などのために、ある程度の現金を手元に用意しておきましょう。

大切な方が逝去したことが金融機関に伝わると、その方の口座は凍結されて引き出すことができなくなります。事前に暗証番号や印鑑の保管場所を確認し、いつでも引き出せる準備をしておきましょう。

なお、金融機関に逝去の情報が伝わる方法は、町内会の掲示板に訃報が掲示されるなど、いくつか考えられますが、死亡届の提出先である役所が金融機関に逝去の連絡をすることはありません。

4.葬儀を依頼する葬儀社を決める

「生前に葬儀について考えるのは縁起でもない」と考える方は多いのではないでしょうか。

現在では、「万が一の時にどうすればいいのか分からない」「事前にどのくらい費用がかかるのか知っておきたい」といった理由から、生前に相談する方が増えています。

生前に葬儀社を決めていなかった場合、病院で逝去となると、短時間で葬儀社を決めなければなりません。

病院によっては、2時間程度で故人を安置場所に搬送することを求められるからです。

そんな状況では、冷静に葬儀社を選ぶことは難しくなります。

また、病院によっては提携している葬儀社を薦めることがありますが、その葬儀社が提供する葬儀のプランやサービスの内容を十分検討できずに、葬儀を依頼することになります。

そうならないためにも、「万が一」の時を迎える前に、あらかじめ葬儀プランやサービスの内容に納得して依頼できる葬儀社を決めておきましょう。

葬儀社を選ぶ際には、複数の葬儀社から資料や見積もりを取り寄せ、充分に比較することが大切です。

どこを比較すればいいのか分からない場合は、それぞれの葬儀社に問合せをすれば、他社との違いを説明してくれます。

説明ができない葬儀社は、依頼先の候補から外しましょう。

葬儀社の選び方

最適な葬儀社をネットで選ぶ方法は?

インターネットで葬儀サービスを提供する会社は3種類に分けられます。

  • 葬儀専門会社
  • 葬儀紹介会社
  • 葬儀仲介会社
葬儀専門会社

従来からある葬儀のみを事業としている会社です。
葬儀専門会社の最大の利点は、経験に裏打ちされた豊富な提案力と質の高いサービスです。
小規模で地元密着型の会社から、都道府県レベルでの対応力がある中規模企業、全国展開する上場企業までその規模はさまざまです。
葬儀の事前相談から葬儀後のサポートに至るまで、自社スタッフですべて対応しています。

葬儀紹介会社

自社で葬儀に関するポータルサイトを運営し、そこに問い合わせたお客様に葬儀社を紹介しています。
成約に至った段階で葬儀社から紹介手数料をもらうというビジネスモデルで、実際の葬儀は行いません。
紹介会社が運営するサイトは、価格や条件などから手間をかけずに葬儀社を絞り込めます。

葬儀仲介会社

小規模な葬儀に対応した低価格のセットプランをつくり、その予算内で葬儀を行う全国の葬儀社と提携しており、こちらも実際の葬儀は行いません。
自社で受けた葬儀の申し込みを、提携先の葬儀社に仲介することで、葬儀を行った提携先の葬儀社から、仲介手数料をもらうビジネスモデルです。
葬儀紹介会社と葬儀仲介会社から葬儀を申し込むときは、受付と実務は異なる会社が担当することを知っておきましょう。

ご葬儀について相談をご希望の方はこちら

危篤・逝去から葬儀までの流れの中で、最も大切な葬儀社との打合せで時間がかかる2つの理由

葬儀の具体的な内容を決める葬儀社との打ち合わせは、流れの中でも特に重要な時間です。

葬儀まで限られた時間の中で、打ち合わせが長くなってしまうのは、2つの理由があります。

誰まで呼ぶかすぐ決められない

故人が生前に「親しい身内だけでお葬式をしてくれればいい」と希望を伝えていれば、家族も身内だけの家族葬で送るのか、会社関係や近所の方なども呼ぶ一般葬で送るのか、呼ぶならどこまで呼ぶのか、悩むこともありません。

しかし、多くの家族は生前に故人と話し合うことがないため、逝去後に家族が故人宛の年賀状、アドレス帳や携帯電話などから交友関係を洗い出し、誰まで呼ぶか決めなければならず、話し合いに時間がかかってしまいます。

家族葬にはどこまで呼ぶべき?声をかける範囲は?参列の判断基準も紹介

別記事「5分でわかる家族葬とは?葬儀の流れや費用、葬儀社の選び方を徹底解説」にて、家族葬にお呼びする範囲についてご紹介しています。併せてご覧ください。

費用をすぐに決められない

葬儀にかかる費用は、日本消費者協会の調査によると、全国平均で188万9,000円となっています。

地域によっても相場が異なり、関東の平均は236万7,000円と全国で最も高い金額となっています。
全国平均の内訳をみると、お通夜や告別式の飲食代が33万9,000円、お布施や戒名の金額が44万6,000円、葬儀社に支払う葬儀一式の費用が122万2,000円となっています。

費用の全国平均は、家族葬や一般葬はもちろん、火葬式(直葬)まで含めた様々な葬儀の費用であり、あくまでも目安のひとつですが、いずれにしても即決できる金額ではありません。

別記事「葬儀にかかる費用の相場や目安はいくらなのか?」で葬儀の費用や内訳について、より詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。

最葬儀社との打合せに時間をかけず、大切な方とのお別れに時間をかける

余命宣告を受けてからでは、「がんばっているあの人のことを考えると、お葬式のことは考えられない」という家族がほとんどです。

だからこそ、大切な方が元気なうちに葬儀について話し合いましょう。

「シンプルに、親しい身内だけで見送る」「お世話になった方を呼んで、にぎやかなお葬式に」といったように、家族同士でお互いの考えを伝え合うことができます。

こうしておけば、いざ葬儀について決めなければならない段階で、「家族葬で見送りたいが、呼ばなかった方に後で報告して失礼にはならないか」「火葬式でいいと言っていたが、皆さんをお呼びしてちゃんとお別れしたい」などと、家族が悩むこともありません。

大切な方との残された時間を悔いなく過ごすために、葬儀の打ち合わせになるべく時間をかけないよう生前に話し合い、「万が一」の時に葬儀を依頼する葬儀社まで決めておくことをお勧めします。

まとめ|葬儀の流れを知ることは、大切な方とのお別れまでの過ごし方に大きく関係してきます

葬儀の流れと手順について、ご理解いただけたでしょうか?

  • 逝去から葬儀までの平均日数5~6日という限られた時間の中で、葬儀の準備や手続きなど、やるべきことがたくさんある。
  • 危篤を連絡する方のリストをあらかじめ作っておくと、スムーズに連絡できるだけでなく、訃報を案内するときにも役立てられる。
  • 危篤になったときは、臨終に立ち会ってもらいたい家族や親族に連絡し、その後、親しい友人や会社関係の方に連絡する。
  • 退院時に精算。交通費や飲食代などのために、ある程度の現金を手元に用意しておく。
  • 大切な方の金融機関口座、キャッシュカードの暗証番号や印鑑の保管場所を確認しておく。
  • 万が一の時を迎える前に、あらかじめ葬儀プランやサービスの内容に納得して依頼できる葬儀社を決めておく。
  • 大切な方が元気なうちに、葬儀について家族で話し合っておくことで、大切な方との残された時間を悔いなく過すことができる。

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