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家族葬と一般葬は何が違う? 家族葬のメリット・デメリットも紹介

家族葬と一般葬の違い

一昔前までは葬儀といえば、遺族や親戚はもちろん、知人や近隣の方々にも呼びかけ多くの人々で見送る「一般葬」という葬儀形式が主流でした。
しかし昨今では、故人と最期にお別れしてほしい方を、家族が決めることができる家族葬というスタイルの葬儀が多く選ばれています。

家族葬と一般葬を比較し、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

家族葬と一般葬は何が違う?

家族葬は、葬儀にお呼びする方を身内や親族、故人と親しかった友人などに限定し、少人数でゆっくりとお別れができるご葬儀です。
葬儀の名称に「家族」と付くため、家族だけで行うものだと思われる方もいますが、家族葬にお呼びする参列者に制限はありません。

家族葬が注目を集めるまで、葬儀といえば一般葬のことを指しました。
一般葬は、家族や親族、近しいご友人でお別れをする家族葬よりも、お呼びする方の範囲は広がります。
お住まいのご近所の方々をはじめ、故人の仕事関係や趣味のサークルなど、一般の方にも葬儀をご案内します。また、喪主の友人や職場の方などをお呼びすることもあります。

家族葬も一般葬も、お通夜と葬儀・告別式の2日間で行う葬儀のスタイルは同じです。
ご近所や親類縁者といった地縁・血縁の希薄化や、「故人の遺志や遺族の想いを反映できる葬儀を行いたい」という、形式にこだわらない方が増えたことで、家族葬は時代の流れとともに、年々増加しています。

一方、家族葬は新たに生まれた葬儀のスタイルだけに、家族と参列者で認識のずれがあったり、葬儀に呼ばれなかった方との間でトラブルになるケースも見られます。
家族葬にするか、一般葬にするかを迷っている方のために、ふたつの葬儀の違いと家族葬のメリットとデメリットについてまとめました。

一般葬と比べてどこがいい?家族葬ならではの3つのメリット

家族葬には、一般の方々が参列する一般葬にはないメリットが3つあります。

  • 葬儀の内容を比較的、自由に決められる
  • 故人とゆっくりお別れができる
  • 葬儀の準備をする時間が減らせる

1.葬儀の内容を比較的、自由に決められる

家族葬は、一般葬とほとんど内容は変わりませんが、家族と親族、故人と親しかった方だけが参列するため、「こんな葬儀にしてほしい」という故人の遺志や、家族の「こんな葬儀で送ってあげたい」という希望を、かたちにしやすい葬儀のスタイルです。

2.故人とゆっくりお別れができる

一般葬の場合、家族は故人を失った悲しみの中で葬儀を取り仕切り、参列者の対応に追われ、故人とゆっくりお別れすることができなかったことを悔やむ方も少なくありません。

その点、家族葬には家族や親族、親しい友人だけでお別れするので、ゆっくり故人を偲ぶことができます。

3.葬儀の準備をする時間が減らせる

一般葬では、急なお別れで気持ちの整理がつかないまま、予想される参列者の人数を踏まえて会場や食事を手配し、香典返しなどの準備を整える必要があり、家族にとって精神的な負担を増すことにもなりかねません。

一方、家族葬は、家族や親族、親しい友人しか参列しないため、準備にかかる時間が格段に減ります。
周囲に気を遣うことなく、故人のことを考えて葬儀当日を迎えられる点は、大きなメリットといえるでしょう。

良いことばかりではない。家族葬の3つのデメリット

家族葬ならではのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

  • 一般葬より香典の総額が少なくなる
  • 家族葬を行うことを理解されない場合がある
  • お呼びしなかった方とトラブルになることがある

1.一般葬より香典の総額が少なくなる

家族葬は、一般葬に比べて参列者が少ないため、葬儀の費用が抑えられると考える方が多くいます。しかし、参列者が限られているため、一般葬より香典の総額が減り、葬儀費用を賄えない場合があることに注意を払う必要があります。

2.家族葬を行うことを理解されない場合がある

親族の中には、「お世話になった近所の人や会社の人も招かず、身内だけで葬儀を終えるなんて」と、家族葬を行うことに反対する方がいる可能性もあります。

家族葬が故人の遺志によるものであることや、なぜ家族葬を選んだのかということについては、親族の皆さんへ丁寧に説明しなければなりません。

3.お呼びしなかった方とトラブルになることがある

葬儀に参列できなかった方とのトラブルが発生しかねないことも、デメリットのひとつです。

また、「家族葬なので、参列は控えてほしい」と案内をしていても、葬儀当日になって「最期のお別れがしたい」とい方が参列することがあり、慌てて返礼品や料理などの対応に追われる場合もあります。

家族葬は基本的に、香典も供物も供花も受け取りを辞退し、その内容を訃報に記します。しかし、「弔問は断られたが、香典だけでも」と、香典を送る方もいます。

香典を受け取った場合は、家族葬を終えた後に、香典返しを送りましょう。

新型コロナウイルス禍での葬儀

昨今では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、感染対策として、葬儀の参列者を減らしたり、近しい親族のみの「家族葬」で行う方が増えています。
それに伴い、通夜を行わない一日葬(告別式と火葬の1日だけの家族葬)、後日葬儀(火葬を先に行う)などあらゆる形での葬儀が行われています。

火葬場や斎場・葬儀場は、社会生活を維持するうえで必要な施設として、式場の換気・消毒、人と人との間隔を保つ、来場の人数を制限するなどの感染予防対策を実施することにより、葬儀を滞りなく行うことができます。

別記事「コロナ感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」に対応した葬儀と斎場」にてコロナ禍での葬儀の現状や、対策について詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

まとめ|家族葬のメリットとデメリットを比較したうえで、納得のいく葬儀を

一般葬と家族葬の違い、ご理解していただけたでしょうか?
最近、多くの方に選ばれている家族葬ですが、そこにはメリットとデメリットがあります。
家族葬のメリットは、葬儀の内容を比較的、自由に決められること。故人とゆっくりお別れができること。葬儀の準備をする時間が減らせることなどです。
一方、家族葬のデメリットは、一般葬より香典の総額が少なくなる。家族葬を行うことを理解されない場合がある。お呼びしなかった方とトラブルになることがあるなどです。
一般葬との比較も踏まえて、納得のいく葬儀のかたちを選んでください。

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