仲間と歩んだ道
日本初のファストチェーンを
ともに築いたメンバーをしのんで
日本で誕生し、手間暇かけたおいしさと、きめ細やかなサービスで日本中の人々に愛されているハンバーガー専門店。その発展のために、36年もの間、情熱を捧げた方がご逝去されました。私たちはお通夜・告別式、そしてその2カ月後に開かれた会社主催のお別れ会をお手伝いさせていただきました。
1972年、東京・成増に小さな
ハンバーガーショップが
開店しました。
「made in japan でファストフード界に旋風を巻き起こす」。
そんな夢を持った若者たちが、仲間で立ち上げた会社は、創業7年で100店舗、20年で1000店舗以上に成長。「おいしさ、安全、健康」という考えを大切にしたハンバーガーは、日本の誇る味になりました。
その中でひときわ目立つ存在だったのが故人様でした。仕事では「鬼」と呼ばれるほど厳しいけれど、仕事が終わればみんなの「兄貴」。一方、ご家庭では、どんなに忙しくても、家族の時間を大切にする穏やかなお父様だったそうです。
会社代表ではなく、
友人として仲間として。
「仕事に熱心に取り組み、功績をあげ、慕われていたお父様の姿をご家族にお伝えしたい」。エンディングプランナーの想いから、社長様に会社代表ではなく、友人として仲間として、これまでの思い出を語っていただきました。
最後のお別れの時間には、会社のロゴの周りに皆様から故人様への感謝のメッセージを書いていただいた寄せ書きをご用意し、皆様の手でお棺の中へ。出棺時には多くの方々が故人様とお別れをなさいました。
ご葬儀の2カ月後、直営レストランの一つを
「お別れ会」の会場に。
ご葬儀の2カ月後、新業態のレストランの一つを会場に、会社主催の「お別れ会」が執り行われました。会社のロゴを模した祭壇に、ご来場の方々が一人ひとり献花をしてくださいました。
故人様が愛しておられたのは、アイデアを出し合い、日本にない新しいものを作りあげていく “参加型”の風土。社員の皆様はもちろん、取引先や加盟店の方々も、故人様にとっては互いに刺激し合い、成長してきた「仲間」でした。「仲間同志フランクに語り合える場にしたい」という皆様のご希望から、平服着用で、時間内は出入り自由のお別れ会となりました。
思い出のつまった
写真や映像の数々。
会場にお飾りしたのは、故人様ゆかりのお写真や映像の数々。故人様が取り上げられた新聞や雑誌の記事も展示させていただきました。
250人にものぼる方々が会場のいたるところで故人様を懐かしみ、時には笑顔で思い出話に花を咲かせていらっしゃったのが印象的でした。
レストラン自慢の野菜を使った
お別れ会の料理。
ご来場の皆様には、お店自慢の野菜を使い、「立食形式でも食べやすいように」と、このお別れ会のためにアレンジされたフィンガーフードがふるまわれました。ビュッフェコーナーの一角には、故人様が開発に携わり、大ヒットしたオリジナル商品も。思い出深い一品を味わいながら、皆様の胸に故人様とのエピソードがよみがえり、忘れられないひと時となりました。
「食事をしながら、皆でゆっくり彼のことを語り合える空間にしたい」というお仲間の想いがつまったお別れ会。
この日の思い出は一冊のアルバムにまとめ、お仲間からご家族へのプレゼントとしてお渡しいただきました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
その他のご葬儀エピソード
エンディングプランナーがお手伝いしたお別れのストーリー
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見送る先の幸せ
見送った先にはきっと幸せが
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光は永久に
全盲となった故人様のために
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母を知る
大切なお母様を今一度知る場所に
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懐かしの旅情と共に
いつかの思い出を共に
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不即不離~どこまでも私の趣味よ~
つかず離れずなご夫婦の時間を
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父の生き方、息子の送り方
お父様の生き方を振り返る時間
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費用はかけずシンプルに
ご火葬のみでのお見送り
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潮風が導くしあわせの時間
家族で送り出す幸せ時間
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輝きをそのままに
輝きはいつまでも家族の胸に
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想い出のシュプール
思い出の地を振り返りながら
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父が遺したもの
故人様の功績を振り返る
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偉大なる旅路
故人様の功績を振り返って
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父へ捧げるラブソング
家族を結ぶ弦
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安らぎの刻
家族3人で過ごす最後のひととき
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誇りを胸に
誇らしい生涯を振り返れるお時間
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想いを馳せて
洋楽を流し、明るいお見送りを。
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愛、再び
最後はご家族が手をかけて
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イチバンの贈り物
イノチのたからもの
土日祝・深夜・早朝も対応
02/02 16:45 現在、斎場・火葬場予約可能
予約のキャンセルは無料です