正義を折り込んで

参列者: 通夜：なし　告別式：15名
斎場: 所沢市斎場

75歳で旅立たれたお父様。
正義感が強く、人一倍人のことを考えてこられた故人様。
一家の大黒柱として、生涯ご家族様を支えてこられた感謝と労いをご家族に馴染みのある折り紙という形でお伝えするお時間です。

ご家族への正義

大田区に3人兄弟の次男として、お生まれになりました。
正義感が人一倍強く、常に自分よりも他人を優先して動かれる方だったそうです。
印刷業界にお勤めされ、奥様とご結婚。
その後も、自分以外の人のこと、ご家族のことを第一に想うお人柄は変わらずでした。
定年後は警備員としてお仕事をされ、ご家族を懸命に支えてこられました。
何より、お仕事を全力で全うされました。

折り込む

ご家族のためにその生涯頑張り続けた故人様に対し、ご家族様には仏式に問らわれない形式のお見送りでそれぞれが自由に想いをお伝えできるようなお時間をお選びされました。
お一人ずつ、ゆっくりお時間をかけてメッセージを当日書いていただき、折り紙にして、お気持ち一つ一つを折り込んでいただきました。
ご家族にしかできない、お時間にてお見送りいたしました。

担当エンディングプランナー平川雅彦

平川雅彦

故人様へのお気持ちをお伝えする手段として、この度は折り紙をご用意していただくこととなりました。
幼い頃の遊びとして、折り紙をよく折っておられたご家族様には、一緒に時間を過ごす一つの象徴として、折り紙がありました。
それを無宗教という形式だからこその自由なお時間の使い方だと思います。
また、当日はご家族様お手製の写真のボードをご持参していただきました。
それらを式場でも少しアレンジして、お飾りさせていただきました。
お写真などを基に久々に集まられたご親戚様方とも故人様について、さまざまな場面でのお話しをされておりました。
故人様へのお気持ちをゆっくりお伝えできる、温かいお時間となりました。

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内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。