あなたの願いと私の想い
- 参列者
- 通夜:なし 告別式:1名 火葬式
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77歳でご逝去された奥様。
火葬のみでのお見送りとなりますが、その中でも故人様の生前からの強い希望を叶えて差し上げる。
それこそが残された旦那様にとっての「お別れのお時間」でした。
そこに、旦那様自身の「想い」をのせてお見送りして頂きました。
華やかな人生
体調を崩される前は活発に過ごされていた故人様。
趣味のお花を活かしてフラワーアレンジメント関連の先生として度々教室を開かれていたそうです。
お花が大好きな故人様。
ご自宅には自作のドライフラワーや、茶道の道具が飾られていました。
定職にはついておられなかったようですが、時々お仕事をされながらご自宅でゆっくりと過ごされていたそうです。
たった一つの願い
故人様のたった一つの願い。
それは旅立ちのときはご自宅から出発したいという希望。
葬儀場で納棺ということに寒々しいイメージを抱いていたようです。
慣れ親しんだご自宅から出発したい。
入院生活もあり、ご自宅以外で過ごす時間があったからこそのご希望だと思われます。
旦那様からも強いご希望があり、ご自宅で納棺の儀を執り行ってから火葬場へ出発となりました。
お見送りも華やかに
お打ち合わせで旦那様が入れてあげたいお花として仰っていたものはすべて奥様が大好きだったお花でした。
「もっとあると思うんだけど、これしか知らなくて」とおっしゃる旦那様。
生前聞いていた「希望の好きなお花」として青色のお花をご希望されていましたが、時期的な関係でご用意が難しいお花もありました。
その中でできるだけご要望を叶えるため青色のカーネーションをご用意させていただきました。
お花が好きだった故人様のために、たくさんのお花で囲まれた華やかな奥様を感じて頂ければと思い、お手伝いいたしました。
担当エンディングプランナー 藤原 可譜
体をきれいにしてあげたいというご希望からご自宅でのシャワー湯灌をご提案させて頂きました。 病気でお肌がただれていた故人様、ご本人もそれを気にされていたそう。 できるだけ生前のお姿に近づけて、むしろ着飾ってご出発して頂きました。 ご葬儀が悲しみの別れの儀式ではなく、何処か「特別な」「気品あふれる」お時間になるようにご処置させて頂きました。 ご病気でやつれてしまったお姿ではなく、華やかできれいな特別なお姿でお見送り。 結果としてやってあげられたという想いを深く感じていただける時間になりました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
その他のご葬儀エピソード
エンディングプランナーがお手伝いしたお別れのストーリー
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懐かしの旅情と共に
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不即不離~どこまでも私の趣味よ~
つかず離れずなご夫婦の時間を
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