格好良いパパ
93歳で旅立たれた故人様について奥様は「すべて格好良い」と断言なさいました。「パパが全部やってくれたから、私は何も出来なくて……」と肩を落として涙するお母様に、二人の息子様たちが寄り添いながらお打ち合わせは進みました。
読書家で音楽鑑賞がご趣味だった無口でダンディな故人様を『格好良く送る』ことがご葬儀のテーマになりました。
家族を愛した企業人
東京都中野区ご出身の故人様。
子供の頃はお父様の転勤により何度も引っ越しをされたそうです。
大手精密機器メーカーに就職なさってからは、海外出張も度々行かれるほど会社に貢献して、常務取締役まで務められました。
周囲から一目置かれる企業人でありながら、妻と子供を大切にする真面目で無口な昭和の男だったという故人様。
古代史などの歴史書を読むことが好きな読書家であり、音楽鑑賞もご趣味にされていたそうです。
お父様の思い出をご長男様は、毎年恒例の家族旅行で海の見える宿に泊まったこと。
ご次男様は、自転車で散歩に行った帰りにラーメンを食べたことを懐かしそうにお話して下さいました。
格好良く送りたい
企業人として仕事に打ち込み、家庭人として家族を愛した故人様。
生前の格好良いお姿そのままにジャケットスタイルでの旅立ちといたしました。
祭壇横の思い出コーナーのメモリアルスクリーンは、ご夫婦でご旅行したとき撮影された仲睦まじいお二人の姿。
奥様がお柩に入れたいと思っていらした花瓶にお花を生けてお飾りいたしました。
お別れのお花入れは、故人様ご愛飲のお酒、煙草、珈琲、お写真などをお手向けいただきました。
奥様は最後まで故人様の肌に触れて涙を流されていました。
担当エンディングプランナー 小山 光弘
式場をご覧になったご家族は、祭壇のお花の立体感と大きさが想像以上に立派であったこと。
メモリアルスクリーンの仕上がりにご満足いただき、感謝のお言葉を頂戴いたしました。
お式の前に参列者の皆様は遺影写真や思い出コーナーをご覧になりながら故人様の思い出などをお話され、とても静かで穏やかな空間でした。
最愛のご主人様を亡くされたお母様を、二人のご兄弟とそのご家族が支え、寄り添いながらのお見送りでございました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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