天国からのエール
93歳の晩年まで元気にお過ごしだった故人様。
ご逝去される2日前にお子様方がお見舞いに行かれて、それを待ってからお旅立ちになりました。
故人様のご自宅で行われたお打ち合わせには、ご長男様、ご次男様、ご長女様が揃ってご同席いただき、お母様をどのようにお見送りするかご兄弟で話し合われました。
子供たちが宝
東京都八王子市で生まれ育った故人様。若い頃は料亭で仲居さんをされていたそうです。
その後、別の料理店で板前をなさっていたご主人様と知り合いご結婚されました。
ご主人様が品川にある社員寮で料理長をすることになり社宅に移られてからは、専業主婦として3人のお子様を育てあげました。
何でもご自分でなさる活発な性格で、家族のために働きづめだった故人様。
昔から“子供たちが宝”とおっしゃっていたそうです。
ご長男様は、「父にお酒のことで苦労させられた分、子育てはあまり苦労しなかったと思います。子供たちは父を反面教師にして母に接してきましたから」とおっしゃいました。
子、孫、ひ孫に囲まれて
ご入院されてからも東京に帰りたいと言っていらした故人様のために、ご兄弟がお選びなったメモリアルスクリーンは春爛漫の東京スカイツリーの風景。
「母はスカイツリーに行ったことがなかったので、連れて行ったあげたかった」とご長女様はおっしゃいました。
ご遺影はお孫様が故人様を誘って熱海旅行をされた時の思い出のお写真の中からお選びになりました。
子供が宝とおっしゃっていた故人様を、お子様、お孫様、ひ孫様が囲む温かい雰囲気の中でお式は進みました。
小さなひ孫様がひいおばあちゃんのために一生懸命に書いたお手紙もお手向けいただきました。
担当エンディングプランナー 小山 光弘
生前から“子供が宝”とおっしゃっていた故人様。
家族葬ということでご家族の皆様は会葬者に気兼ねすることなく、お子様、お孫様、ひ孫様がおばあちゃんへの感謝の想いを込めて温かく送るお式でした。
故人様が生前と同じように天国からもご家族を見守り、元気なエールを送ってくれていると思いながら、明日からの一歩を踏み出していただければ幸いです。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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