家族の想いを一つに
お酒をこよなく愛した故人様。
大好物のお寿司をつまみながら、ハイボールで晩酌されるのが楽しみでした。
そのお酒を入院中は一切口にできなかった故人様のために、ご家族は最後に好きなお酒をいっぱい飲ませてあげたいとおっしゃいました。
2人のお嬢様とお孫様たちご家族が想いを一つにして、お父様と別杯を酌み交わします。
愛すべき昭和の男
愛知県ご出身の故人様は、高校を卒業後に上京。
電気の設計技術者として現場の第一線でご活躍されました。
ご結婚後は千葉県柏市にお住まいになり、2人のお嬢様にも恵まれました。
ご趣味はバトミントン、釣り、ゴルフ。お酒、たばこ、珈琲といった嗜好品を好まれる昭和の男だったそうです。
中でもお酒は大好きで、サントリー角ハイボールをご愛飲なのも昭和男ならでは。
そんな故人様とお嬢様たちの絆は深く、ご結婚して独立された後もご姉妹はお父様のことを何かと気遣われていました。
家族がお酒を酌み交わす
大好きなお酒を飲む前に、故人様にはお風呂に入ってサッパリしていただきたい。そこでお式前にご家族の皆様に湯かんのお手伝いしていただき、その後の納棺も皆様のお手をお借りして行いました。
お式では冷えた角ハイボール缶を氷をいっぱい入れたグラスに注いで献杯いたしました。
お酒をこよなく愛した中国の詩人・李白の『山中幽人と対酌す』のように世俗のことを忘れ、一杯、一杯、また一杯と酒を酌み交わすお父様の姿を、ご家族は懐かしく思い起こされているようでした。
お孫様はお祖父ちゃんのために自主的にメッセージボードを用意して、ご親族お一人お一人にメッセージカードを配り、書き上がったカードを台紙に貼ってお飾りしました。
メッセージカードを最後にお柩の中へお手向けいただきました。
担当エンディングプランナー 中村 元紀
故人様は将来、お孫様たちともお酒を酌み交わしたかったはずです。そこで未成年のお孫様たちはお酒に口をお付にならず、形だけの献酒をご案内いたしました。
開式前にはむすびすから持参した折り紙で、お孫様とご親族の皆様で折り鶴を30個ほどお作りになられました。
お孫様たちの「折り鶴ってどうやって折るんだっけ?」という言葉がきっかけとなり、年長者の方が子供たちに折り方を教えることで会話が弾んでおられました。
火葬場ではお菓子や飲み物をお孫様たちがお配りになり、ご親族の皆様は和気あいあいとお過ごしになられました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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