我が家のホームグラウンド
7年間の闘病の末に75歳で旅立たれた故人様。ご入院する以前は草野球チームや会社のOB会などに積極的にご参加されて、仲間の皆さんとの交流を楽しまれていたそうです。
ご趣味は野球。
ご自分がプレーするのはもちろん、高校野球の観戦が特にお好きだったいうことです。
3人のお子様たちが小さかった頃、故人様とキャッチボールした思い出をお話くださいました。
野球と仲間をこよなく愛した父
埼玉県鴻巣市ご出身の故人様。筆記用具の製造会社に勤務されて、万年筆の精密プレス部品をご担当されていました。
喪主を務められる奥様と3人のお子様たちが思い出すのは、やはりお元気だった頃の故人様のお姿です。
ご家族がお住まいだった西上尾のグラウンドで、草野球チームの仲間たちと白球を追う故人様の笑顔を、今でもはっきり覚えているとお話くださいました。
また、試合が終わった後の飲み会では、飲めないお酒を口にされるユーモラスな一面もあったそうです。
ご容態の進行によってコミュニケーションが難しくなられた故人様。
草野球をはつらつとプレーしていた頃の思い出と一緒に故人様を旅立たせてあげることをご家族は望まれました。
あの頃の父の雄姿を
式場の正面に故人様が草野球を楽しまれていた西上尾のグラウンドの景観をメモリアルスクリーンで再現いたしました。
お写真はお式の打ち合わせの翌日、ご次男様が自ら現地に赴いて撮影されたものです。
こちらのグラウンドでは草野球だけでなく、地域の餅つき大会も開催されていたそうです。
つきたてのお餅を自宅へ持ち帰って家族5人で食べる、ご家族にとっても懐かしい思い出の場所です。
故人様が輝いていた野球の時間、仲間との交流の時間、そして何より愛するご家族と過ごされた時間、それらすべてが詰まった思い出のホームグラウンドから故人様をお見送りいたしました。
担当エンディングプランナー 小山 光弘
お式の打合せは、喪主の奥様、ご長男様、ご次男様、ご長女様のご家族の皆様で話し合いながら、お父様らしいお花の色味、お柩、お骨壺などをお選びいただきました。式場で流すBGMについても橋幸夫をカラオケで歌われていたことや、演歌がお好きであったことなどお話くださいました。
前日確認の際にご家族でのお写真をご希望でしたので、開式前に撮影いたしました。
お手向け品は故人様がお好きだった甘味とお手紙、沢山のお写真をご持参いただきお納めになりました。
我が家のホームグランドを眺めながら、お父様と過ごした思い出が蘇るようなお時間をお過ごしいただけました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
その他のご葬儀エピソード
エンディングプランナーがお手伝いしたお別れのストーリー
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強い母親から一人の女性へ
別れた旦那様への秘めたる想い
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旅立ちのドレス姿
思い出のドレスをお柩にお手向け
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思い出の情景
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空への手紙
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あの頃
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最愛のあなたとの再会
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見送った先にはきっと幸せが
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光は永久に
全盲となった故人様のために
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母を知る
大切なお母様を今一度知る場所に
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懐かしの旅情と共に
いつかの思い出を共に
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不即不離~どこまでも私の趣味よ~
つかず離れずなご夫婦の時間を
土日祝・深夜・早朝も対応
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