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Funeral Episode

わが生涯に悔いなしご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    一日葬
  • 参列者数
    ご親族:10名 ご会葬者:3名
  • 斎場
  • 式の費用
    50〜100万円
  • 宗教
    仏教
  • オプション
    • メモリアルスクリーン祭壇
    • 思い出コーナー

故人様は奥様とご結婚された当時から、「会社を55歳で辞めて後の人生は楽しく暮らす」とおっしゃっていたそうです。
その言葉どおり大手精密機器メーカーを55歳で早期退職されてから82歳でご逝去されるまで、趣味の絵画を描き、大学の友達と終生にわたって交流し、楽しく充実した日々を過ごされました。

東京オリンピックまで頑張る

三重県鈴鹿市で二人兄弟のご次男として生まれた故人様。近所の清流で泳いだり、鰻を捕ったする活発な少年でした。大学への進学を機に上京。卒業後は大手精密機器メーカーに就職して第一線で活躍されました。
晩年まで暮らした豊洲のご自宅にお引越しされたのは今から40年程前。
当時の豊洲はまだ何もない時代でした。現在の目を見張るような街の発展ぶりをとても喜ばれて、「2020年の東京オリンピックまで頑張る」とおっしゃっていましたが、コロナ禍で残念な思いされたそうです。

絵画と思い出のコラージュ

会社を55歳で早期退職されてからは、子供の頃から好きだった絵画を再開。
主に風景画を描かれていた故人様は、絵描き仲間とフランスに1ヵ月間、美術館巡りの旅をされたこともありました。
高校や大学のご友人とも終生にわたって交流を続け、友達5人と長野県白樺湖に山荘を共同購入したほど。
祭壇を飾るメモリアルスクリーンは故人様の描かれた絵画の数々と、山荘に集うご友人と故人様との楽しい思い出がコラージュされています。

天国の風景画

故人様は晩年「わが生涯悔いなし」とご家族におっしゃっていたそうです。
自ら執筆された自分史にも『わが生涯に悔いなし』と記載されています。
ご家族様と「まるで石原裕次郎さんみたいですね」とお話したのがきっかけで、お花入のBGMは石原裕次郎『我が人生悔いなし』に決まりました。
お花入れでは、天国に行っても好きな絵画が描けるように、故人様愛用の画集、画用紙、ノート、筆、鉛筆を、ご家族様からお手向けいただきました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

平川 雅彦

奥様にご葬儀の感想をお伺いすると、「打ち合わせのときから大変丁寧にご説明していただき感謝しています」「懐かしい写真も入れ参列者の方々と想い出話をすることもできました。作品を飾ることもできて主人も喜んでいると思います」というお言葉を頂戴しました。
ご会葬者様のお一人もメモリアルスクリーンにとても感動されたご様子で、去年亡くなられたその方のご主人も写っておられるとのこと。
「このような祭壇ははじめて。涙が出るくらい感動しました」とのお言葉をいただきました。

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