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Funeral Episode

母が結ぶ姉妹の縁ご葬儀事例

故人様には4人の娘様がいらっしゃいました。
喪主を務める長女様は晩年の介護をし、次女様、三女様はその援助をそれぞれされました。
そして、ご本人様と最も仲が良かった長女様と14歳離れた四女様。
詳しい事は分りませんし、聞いてもおりません。
しかし、何らかの事情があり、四女様とは疎遠になられているご状況でした。
けれどせめて、大切なお母様のお見送りは血を分けた四姉妹皆様でお見送りをいただきたい。
他でも無いお母様自身がその事を望んでいるはずだから。

捻り合わせた撚りを解く

お亡くなりになられたのは、群馬県ご出身の87歳のお母様。
娘様方のお言葉を借りると、性格は思った事を何でもおっしゃるキツイ方。
しかし、情があり、晩年は少し大人しくなり、感謝のお言葉をおっしゃっていたそうです。
そんなお母様の最後のお見送り。
お子様である4名の娘様がお揃いになるのは必須であると感じました。
だからこそ、お母様を含めた家族写真のご用意をいただき、そのお写真をメモリアルスクリーンでお飾り。
家族が家族として過ごした時代を、皆様が思い起こせるような場作りをさせていただきました。

解き、結び、再び撚り合わす

四姉妹が仲良くする事がお母様の願い。
お母様は亡くなる前も、ぎりぎりまで四女様を待っていたそうです。
だからこそ長女様には、四女様にもご連絡をしていただくよう不躾ながらお願いをさせていただきました。
そして当日、祭壇の両脇にはメモリアルスクリーンをお飾り。
お写真は四姉妹のお写真やご家族のお写真。
「悩んだけど頼んでよかった!写真なんて~と親族に言われたけど、見たらやっぱりいいですね!」とご納得頂けたようでした。

そんなご家族のお写真がスクリーンにお飾りされた空間に、四姉妹のお写真に「天国から見守っています」と記載されたメッセージパネルを追加でご用意させていただきました。
大切な4姉妹のお姿を、お母様がこれからも見守っているよという想いの言葉を代弁したものです。
「この場に大切な娘様四人が集まることに意味があり、きっとお母様はこのお時間を一番喜ばれていると思います。」
と担当者よりお伝えし、これからもずっと見守ってくださるであろうお母様へのメッセージをご記入いただき、再び紡がれた縁の糸としてお母様のお柩へとお手向けいただきました。
その際、どなたかから「お手向けしちゃうのもったいないな」とのお言葉がありましたので、その場で写真撮影のご案内をさせていただき、お柩に手をかけた4姉妹をお写真に収めていただきました。
お母様が結び、撚り合わせた家族の縁が、その時再び形を成したような、そんな大切な一枚になられたのでは、と感じます。

ほんの少しだけのお手伝い

ご葬儀後、喪主であるご長女様からお言葉をいただきました。
「楽しくいいお葬式になりました」
「背中を押してくれたんだよね。 営業というかお仕事でやってるのも分かるんだけど、なんか、でも
 小山さんってちょっと違ったかも。なんていうか、こちらの事情を鑑みて、 お客様のためにではなく、お客様の立場でやってくださったのが、 むすびすさんだったなあって」少しでも皆様のお力になれていて良かったと感じました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

小山 光弘

ご葬儀でお飾りしたメモリアルスクリーンをA3サイズにしたものをご用意させていただき四姉妹それぞれにお渡しさせていただきました。
お客様と同じ立場で考える。
弊社がずっと大事にしてきている事を共感いただき、こちらこそ本当にありがたい事でした。
4人の娘様のお心には安らかに旅立つお母様のお姿が残っているはずです。
どのような形であっても4人のことを見守っている。
そんな想いをいつまでも抱き続けていただければ幸いです。

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