誇りを胸に
94歳でご逝去されたお母様がこの度の故人様。 地域貢献活動に生涯をささげた人生だったそうです。 大変ご立派であったとご家族様は大層自慢でありました。 たくさんの栄光を手にした故人様の誇りを皆様の胸に刻むお時間になるようお手伝いさせて頂きました。
お母様のこれまで
故人様のご出身は神戸市の西区。 学生時代は女学校に通われ、ご学友の皆様と楽しい青春時代を過ごされました。 卒業後は地域貢献に興味を持たれ、その道へ進みます。 神戸市の婦人会の会長を務められたり、法務省に長くかかわるような活動をされたりしていたそうです。 また、ご家族の一番の自慢は、男女平等参画社会基本法の設立の際に宇宙飛行士として有名な向井千秋さんと一緒に表彰されたことです。 その他幾度となく様々な場面で表彰されてきた故人様。 ご自宅には整理しきれない賞状の数々がありました。
保護司としてのお母様
80歳になられるまで、故人様ご自身が最も力を入れていたのが「保護司」の活動でした。 保護司とは刑務所にいる犯罪者の方々を更生させる役割を担う方のことを指すそうです。 刑務所に出向き講演を行うなどと熱心に行動を起こされていたそうです。 そして、実は、上記は故人様のお仕事であったわけではありません。 これらの活動はあくまでボランティア 実際のお仕事としては旦那様のお手伝い。 自営業だったそうです。 旦那様とは本当に仲がよろしかったようで、ご長男様も子供の頃はご家族でよく旅行に行ったと楽しそうにお話し下さいました。
尊敬するお母様のために
ご家族が今故人様に伝えたいこと。それは「お疲れ様」というお気持ちでした。 母として、一人の人間として立派に社会に貢献されてきた故人様。 ご家族様も尊敬の念を抱いています。 そのお気持ちを胸に強く刻み、この先の人生を歩む道しるべとしていただくお手伝いをいたします。 式場には実際に授与された額入りの賞状思い出コーナーとしてお飾り。 お体の上にはご自宅にある立派なお着物をかけて差し上げました。 費用を抑えながらも皆様が故人様の誇らしい生涯を振り返り、その誇りを胸に刻んでこの先の人生を歩んでいけますようにご準備させて頂きました。
担当エンディングプランナー 鳥本 拓
当日のご家族様は祭壇の出来にとても喜んでおり、満足のご様子でした。 ご自宅から勲章をお持ちになりお飾り頂きました。 皆様、式場内で終始アットホームな空気の中過ごされておりました。 ご家族からは「プランのパンフレットの内容ではやはり祭壇の花が淋しくなるかもしれないと若干不安もありましたが、実際の方が色合いもデザインもよく安心することができました。 故人様の表彰状を飾っていただけたのも雰囲気がグッとよくなった気がするのでご提案くださったことに感謝している。あとはライティングも良かった。」とお言葉を頂くことが出来ました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
その他のご葬儀エピソード
エンディングプランナーがお手伝いしたお別れのストーリー
-
勝利のカタチ
五輪を超えた家族愛
-
幸せなわたし
母の幸せが広がる時間
-
完璧な母の完璧な旅立ち
尽きない「ありがとう」
-
苦労のその先に見ていたもの
懸命だった母に感謝を
-
強い母親から一人の女性へ
別れた旦那様への秘めたる想い
-
それぞれが想う姿を胸に
それぞれが知る姿を語り合って
-
あなたの願いと私の想い
生前からの強い希望を叶えるため
-
凛とした旅立ち
凛とした故人様らしいお見送り
-
旅立ちのドレス姿
思い出のドレスをお柩にお手向け
-
笑顔の贈り物
在りし日の姿を心の中に残すため
-
いつもの手紙は最後のラブレター
故人様との繋がりと愛を忘れずに
-
笑顔を背に家路に就く
「お別れ」ではなく「再会」
-
思い出の情景
愛する景色とご家族に囲まれて
-
できたね!
「できた」を感じていただく時間
-
空への手紙
幸せを常に願ってくれた故人様へ
-
あの頃
思い出の地「浅草」を会場に再現
-
最愛のあなたとの再会
最愛の夫のもとへ完璧な姿で
-
見送る先の幸せ
見送った先にはきっと幸せが
土日祝・深夜・早朝も対応
06/07 14:47 現在、斎場・火葬場予約可能
予約のキャンセルは無料です