想いを馳せて
60歳という早すぎるご逝去となられたお兄様がこの度の故人様。
洋楽好きでユーモア溢れる方でした。
ご家族が故人様を送るお時間の中では闘病生活の姿ではなく、輝いていた時代の姿を振返り、明るい姿のままで送り出すお時間になるようお手伝いさせて頂きました。
明るくユーモア溢れるお兄ちゃん
静岡県静岡市に4人兄妹の長男として生まれた故人様。
学生時代は西洋文化に憧れていたこともあり、英語においてはかなり熱心に勉強されてきたそうです。
留学生との日常会話なら時間を忘れて会話が出来た故人様。
80年代の洋楽にも影響を受けており「ジョンレノン」「シカゴ」「ビージーズ」等の音楽を楽しまれており沢山のレコードをお持ちだそうです。
お人柄を伺っていくと、いつも明るく常にユーモアがあり、誰かを楽しませようとしてくれる弟妹想いのお兄ちゃんだったそうです。
また、カラオケやスピーチが得意で結婚式の挨拶もアドリブで聞く人達を魅了し、常に誰かを楽しませようとされておりました。
みんなに愛された人生
お仕事はソニー系列の会社に入社
この時には既にお酒を飲み過ぎて体を壊していたそうです。
また、仕事のストレスも重なり更にお酒の力を借りてしまうことに。
会社主催の飲み会の帰りに頭部を怪我され入院することになり、検査結果は怪我よりもお酒の影響で体が悲鳴を上げている状態でした。
若き頃から入退院を繰り返しており、退院してきてしばらくするとお酒を飲んでまた入院。
そんな状態がずっと続いてきたそうです。
それでも入院中は明るくユーモアトークで看護師や他の患者さんからはニックネームで皆に呼ばれるほどどこでも愛されるお人柄でした。
お見送りも明るく
当日のご準備は故人様らしい空間作りとして、祭壇両脇にテーブルを重ねながらコレクションのレコードLPジャケットをお飾りさせて頂きました。
そして会場に流れるのはジョンレノンの名曲たち。
またご家族からの想いを伝えるためLPジャケットにメッセージを書いて頂き、それぞれの想いを載せてお手向けして頂きました。
故人様が想いを馳せる洋楽の世界へ、ご家族の想いをのせて送り出すお時間となりました。
また、ご家族においてもユーモアたっぷりの故人様の姿をいつまでも忘れない様にと。
担当エンディングプランナー 高野 孝徳
明るくユーモアのあった故人様のお姿が、そのまま皆様のお心に残るように意識してお手伝いさせていただきました。
お飾りしていた思い出のお品物や、故人様のお写真を見ながら、ご家族様がしきりに「(故人様)かっこよかったんですよ」とお話しされていました。
また式場をご覧いただき「故人らしい空間になっていますね、予想以上です」とご家族様よりお言葉をいただきました。
納棺師によるメイクについても「わ~よかった、目がちゃんと閉じてる」としきりにお話しされ、喜んでいらっしゃいました。
目が閉じているかどうかがずっと気がかりだったそうです。
式場の空間を通じて、ご家族の皆様に明るかった故人様の姿を思い起こしていただけたのではないかと思います。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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