不即不離~どこまでも私の趣味よ~
79歳で亡くなられた旦那様。
長年の夫婦生活の中で、つかず離れず。
お互いの居心地のよさを自然に実現してきたご夫婦でした。
最後の瞬間まで、「好きなことやればいいんじゃないの?」と互いに後押しできるようなご家族らしいお別れの時間に。
趣味に仕事に
千葉県のお生まれで、長らく郵便局員としてお勤めになられていた故人様。
ご夫婦の出会いはお見合いからでした。
ご趣味は、釣り、プラモデル作り、骨董品集め、晩年の10年程は河川敷沿いにサイクリングへ行くこともありました。
基本的にはお一人で何かに没頭するのが好きな故人様でした。
ご夫婦の間にはお子様はおらず、ずっと夫婦二人で生活してこられました。
べったりではなく、ほどほどに
ご夫婦お二人のご関係性は「べったりではなく、ほどほどに。」全くの正反対というよりは、お互い就かず離れずのご関係性を保ってこられました。
お二人で出かけることもほとんどありません。
理由は、「出かけると必ず喧嘩しちゃうの!」「食べ物の趣味も合わなくて、私はこってりしたの食べたいときにあの人は絶対あっさりしたもの食べたがるから!!」仲が悪かったわけでは決してありません。
この関係性が二人にとってベスト。
お互いに居心地のよい空間を創ってきたのだと思います。
その方らしいご準備を
「好き」でもなく、「嫌い」でもない。
でも、お話を伺っていると、ご夫婦は互いに無関心なわけでは決してありません。
きっとお互いがお互いの居心地のいい環境を、肌で感じながら、慎重に、されど、自由に保ってきたからこそ成り立ったものなのだと思います。
いうなれば、凸と凹がうまく合致したようなご関係性。
過去に参列したご友人のご葬儀の壁一面の花祭壇への憧れがあった奥様。
お互いの好みを大切にしてきたご夫婦だからこそ、奥様も「ここまで来たら私の趣味よ!」とお選びいただきました。
担当エンディングプランナー 石井 瑞穂
べったりではなくほどほどに。
という言葉がお似合いのご夫婦だと感じました。
とてもさっぱりされておりますが、想いはしっかりとあり、きちんとやってあげたいと思ってらっしゃいました。
新品で肌着をご用意され、お花もお柩いっぱいにお手向けされておりました。
喪主様のお好きな音楽とお好きなお色味のお花に囲まれてのお別れとなりました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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あの頃
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最愛のあなたとの再会
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見送る先の幸せ
見送った先にはきっと幸せが
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