人生のキャンバス
90歳になるお母様がこの度の故人様。
とても器用な方で華道に書道、絵画と非常に多趣味。
そんなお母様の人生のキャンバスにおいて、一番の彩はお子様たち。
お見送りにしっかり手をかけていただくことが、お母様の一番喜ばれることだと考えました。
子育てに趣味に
長野にお生まれになり、転勤で長野に来た旦那様と知り合い、ご結婚されました。
非常に活動的な方で、じっとしていられない方だったそうです。
「ハイヒールで走るくらい活動的」とご長男様は形容していました。
ご趣味も多彩で、華道に書道、絵画、中型バイクにスキーと幅広く楽しまれていました。
お花は師範の資格を持っており、スキーもインストラクターの資格を持っています。
好きなことをとことんされる方で突き詰めて来られました。
器用で絵もデッサンから習いたいとのことで、青山の表参道に習いに行っていたほどでした。
一番大切なのは家族
何事もとことん突き詰める人だったお母様は子育てにもとことん。
「命かけていた」とご家族はおっしゃっていました。
やっぱり一番は家族とのこと。
旅行に行ったり頻繁に出かけたりする訳ではないそうですが、身の回りを整えて、自分がそうだったように、子供がとことん突き詰められるように環境を整えていたそうです。
絵を描くように、お母様の人生というキャンバスに彩を出して行ったのはお子様たちでした。
お母さんへの恩返し
お打合せの際、酒井からご家族へ「皆様が手をかけるのが何より重要となり、それが故人様が一番喜ぶことではないでしょうか?」とお話しすると、ご家族も熱が入り、ご葬儀を派手にするのではなく、手をかけてあげることを第一に考えていきましょうとお話ししました。
最後はみなさまで旅立ちに彩を添えていただくこと。
そして今後思い返していく中で、「ちゃんと手をかけてあげられたな」とやりきった実感と共に思い返していただくことがご家族にとって大切なことでした。
担当エンディングプランナー 酒井 彰尭
ご葬儀当日では、思い出コーナーをとても喜ばれていました。
お母様が絵を描かれるので、そちらの作品を並べて、アルバムもお持ちいただきました。
昔話に花が咲いたそうで、知らなかったお母様を知れたことが良かった。
そして作品を見ていただいたことも本当にうれしかったとお喜びでした。
お孫様がお手向け用のおにぎりをお作りになられたそうです。
ご家族様からは「いろんな経験をさせてあげたいと思っていたので、こんなことをしていいんだ~と思い良かったと思っています。」とのお言葉がありました。
良いお見送りのお時間となり本当に良かったと思います。
とのお言葉も頂くことが出来ました。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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