潮風が導くしあわせの時間
茨城県日立市ご出身の76歳のお父様。
「本当に多趣味だったのよ」と、奥様はおっしゃっていました。
海に釣りに行くこともあれば、山に登りに行くこともある。
家で絵を描いていることもあれば、家族で旅行にも行く。
富士山に家族で行けば、1人で山頂を目指すことも。
ご自身の人生も、家族との人生も大切にしてこられたのがよく分かりました。
日立の海の潮風を肌で感じたい
晩年15年近くご実家で闘病されていた故人様。
ふるさと日立市のご実家。
太平洋を望む高台に位置していた景色は故人様の一番のお気に入り。
そこへと回帰することが願い、そして祈りでありました。
奥様、ご長男様夫婦、お孫様、皆様がそのことを理解しており、故人様の魂をそこへ導く事こそが自分たちの、家族葬であると本質的に考えておられました。
その声にならない声を、ご本人の希望として伺い、その事をカタチにすることこそ必要だと思いました。
本質は細部に宿る
葬儀かくあるべし。
菩提寺様並びにご親戚の一部の方からそのようなお考えを伝えられているご家族。
しかし、やはりふるさとの海に還す為には、そのふるさとのイメージの象徴が必要です。
そのため、日立市の海をスクリーンにし、そして潮騒のBGMを流しました。
また故人様のお声がフランク永井様に似ている、との事からよくご本人も歌っていたとご家族から伺い、その曲をCDで流しました。
似たお声で思い起こす思い出もあると思います。
しあわせな時間
ご年配のご親戚、ご挨拶のタイミング、当日納骨、菩提寺様の式次第、色々なご家族にとっての「はじめて」。
その全てに先んじて対応を促し、当初ご提案した通りの流れを故人様の故郷の海へと、ご家族は送り出しました。
その結果、ご葬儀後、慣習にこだわっていたご親戚様より「ここまで丁寧に感じよく対応してくださる葬儀社さんはないわよ!」と、奥様は言われたそうです。
担当エンディングプランナー 石井 瑞穂
決して悪い意味ではなく、予算や形式などのしがらみに囚われていたご家族様。
表面的なものではなく、お見送りの本質を感じ、ご提案し、
その結果、ご家族皆様にとっての「しあわせな時間」になっていれば幸いです。
内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。
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見送る先の幸せ
見送った先にはきっと幸せが
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