エンディングプランナー
19歳で父を亡くしたとき、母も私も家族のお葬式は初めてのことで、動揺していることもあり、何から手を付けていいのか分からない状況でした。お葬式を終えて、温かく接してくれた葬儀社のスタッフに救われたという母の言葉を聞き、究極のサービス業だと思いました。大切な人と別れ、分からないことばかりで混乱し、悲しみで何も考えることができない人に、手を差し伸べる仕事だからです。この時の憧れを実現するため、ご家族様の想いに寄り添い、かたちにしていくむすびすを選びました。
初めてご葬儀に同行したとき、エンディングプランナーの声の掛け方やトーンにあたたかみを感じました。そうした心配りが、ご葬儀にもぬくもりとなって表れていたと思います。
ご家族様は、故人様にどんなお気持ちを抱いているのか。故人様にどんな言葉をかけたいのか。ご家族様と同じように感じることです。そうすることで、自然と故人様への想いをどうやってかたちにするか、提案することができるようになるからです。
「100人いれば100通りのお葬式」を掲げるむすびすのご葬儀を体現できる、エンディングプランナーを目指します。そのために、ご家族様の声にならない声を聞き取ることができるよう、人間性を高めていきます。