エンディングプランナー
「人の人生を豊かにできる仕事がしたい」と考え就職活動をしていた時、同居していた祖父が亡くなりました。喧嘩をし、時には鬱陶しいと思っていた祖父でしたが「ちゃんと愛されていた」「感謝の気持ち」に気付いたのは、お葬式が終わった後でした。もっとしっかり見送ればよかったと、ひとり涙したことを覚えています。そんな後悔を無くし、自分の人生の豊かさに気づけるような時間を作りたい。むすびすだったらそれができると、入社を決めました。
むすびすの葬儀は、大切な伝統は守りつつも、型にとらわれません。プランナーが本気でご家族様に向き合った結果、その人らしい唯一無二のお別れの時間になっていると思います。だからこそ、式場には「大切な人を失った悲しみ」だけではない、「感謝」や「あたたかさ」が残るのだと感じています。
ご家族様の「お別れの時間」を必ず守ることです。大切な人との最期の瞬間は二度と戻ってきません。自分が後悔した経験があるからこそ、全力でご家族様の時間を守りたいと思っています。そのために、安心安全を第一に確認を怠らないことはもちろんのこと、ご家族様の想いを少しでも汲み取り、さらに一歩踏み出す背中を押せるように、隅々までアンテナを張り巡らせてお手伝いすることを心がけています。
葬儀とは「ただ悲しく辛いもの」だけではないと思います。「その人が生きた証」「未来に繋がる時間のひとつ」であるからこそ、葬儀のことを明るく話せるような世の中にしていきたい。自分の周りから、少しでもそんな考えを広げられたらと、日々精進しております。