エンディング・ムービー担当
葬儀業界に興味を持ったのは、愛犬の死がきっかけです。悲しみに打ちひしがれている中、対応してくださった方がとても親切だったのをよく覚えています。その姿を見て、ただただ悲しいだけの気持ちが少し整理されました。ちょうど就職活動中ということもあり、「こんなお仕事もあるんだな」「私も誰かの心を少しでも軽くしたいな」と思い、むすびすに入社を決めました。
どう亡くなったかではなく、どう生きてきたか。ご葬儀ではどうしても「亡くなった」ことに目が行ってしまいます。しかし本当に必要なのは、「どう生きてきたのか」に意識を向け、故人様の人生を振り返る時間を持つことです。そのために私はご家族様から大切なお写真を預かり、式場に飾るお手伝いをさせていただいております。
写真というものは1枚1枚にそれぞれの思い出があります。お別れの場を悲しみだけではなく、その思い出があるから前に進める、そんな思い出の1ページになるように意識してお作りしています。懐かしいお写真を見て思い出話に花が咲くように、綺麗で鮮明な状態でお見せできるように試行錯誤しております。
心に残る思い出を、ご家族様と一緒に創り上げられるように精進してまいります。故人様との最後のお別れの場が、尊いものとなるような葬儀空間の提供を目指しています。