• 津波で浸水してしまった地元葬儀社さん1階のヘドロをかき出します
  • 浸水してしまった道具の多くは、残念ながら破棄するしかありません
  • 事務所内には津波の後がくっきり残っていました
  • 近くの山の山頂も地震で地すべりを起こしています

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第10次支援部隊として気仙沼に派遣しているアーバンフューネス社員のレポート

4月22日18時20分現在

4月22日の報告です。

7:00  朝食

8:00  舟屋さんへ向け出発
→途中気仙沼市指定のガソリンスタンドで給油(ナビに登録済み。市役所近く。給油の際は指定の書類提示と市役所の環境課の支援と伝えてください)

10:00  到着 搬送まで時間があるため、舟屋さんの復旧作業。
2階ホールは大丈夫ですが、1階はヘドロだらけ。祭壇を含め、畳・床・仏壇・位牌・仏具ほぼ使用不可。栃木から支援に来た葬祭具店の方が、高圧洗浄機・デッキブラシ・業務用掃除機(水も吸う)など現地で調達して清掃を始めると、それにつられ社員の方々も昨日今日から業務を始めた気がします。自分の家のことなど心配事が多く仕事どころではないと思います。ホールが2か所流され、残った事務所もヘドロだらけ。霊柩車も流されて見つかっていないとのこと。

12:00  安置所到着
今回は舟屋さんの仕事ではなくアーバンさん(気仙沼)の仕事。
→安置所の世話役を務める全互協の方と話をしたのですがなんと平安祭典・東冠・千代田・コムウェアとみんな東京の会社でした。

12:30  出棺
→昨日は舟屋さんの担当だったため、安置所では社員の方がご葬家の対応をしましたが、今日の担当葬儀社は誰も来なかったです。
その分安置所にいる全互協スタッフが手厚く4人がかりで対応していました。舟屋さんの手伝いは私たち含め3社4人以外、誰も来ていません。

13:45  釣山斎苑到着
(釜時間は14:30ですが、あまり時間は関係ありません来た順番に火葬してしまう感じ)

14:30  炉前案内
→火葬場には早く着いたのですが、火葬場に直接来る親戚知人が20名以上いたため結局予定通り。

注意事項

安置所にてお別れがほとんどの方希望されており、別の会社では支援スタッフが白装束・納棺花など対応しています。
舟屋さん等の全葬連はほぼ手伝いが必要になると思います。
それは棺の中ではなく縛って棺の上に置いています。確認が必要です。あと安置所出発の際はクラクションを鳴らすか確認したほうがいいです。見ていると鳴らすところもあります。

所感

まずは全互協スタッフが皆東京の会社ということに驚きました。
しっかりとサポートされている葬儀社もあれば、舟屋さんのように社屋が被災し、社員がみな家族を亡くしながら働いているのに、支援の手薄な葬儀社もあります。
地域格差と、他地域からの支援の必要をひしひしと感じます。
  搬送が1日18名でそれを分担している為、搬送以外は舟屋さん復旧作業(ヘドロすくいなど)がメインになっています。
黒川さんが中心に市役所に支援の話をしている為24日以降は棺の組み立てがあるかもしれません。24日くらいまでは足りています。

読売新聞岩手版より

○岩手海岸沿いで昨日現在不明者3500人。一番多いのは大槌町で1000人くらい。
次に陸前高田市で800人です。気仙沼も1000人ほど見つかっていないとのこと。
今後も身元不明のご遺体が増える可能性があります。

○震災後初めて被災による倒産がでました。船舶を取り扱う会社だそうですが、エンジン水没・船舶が流されたことにより経営破たんらしく当然今後も増えると書いてあります

必要なもの

着替え。業務内容が変わるかもしれませんが、必ず汚れます。
私たちも近所の靴流通センターで革靴買いました。靴クリーム・衣類のにおい消し・ビニール手袋(台所用見たいな厚手)・雨具・できれば水を使わないで拭くだけWAX(街を一回走るとどろどろです)など長靴も本日両名購入しました明日以降置いておきます。
仙台の様なガソリン渋滞はありません(1Lあたり153位相場)