• 火葬場への搬送のために体育館にご安置されていたご遺体をお迎え
  • 大きな鉄骨が屋根からぶらさがっている。想像を絶する津波の猛威
  • 仮にではあるが、土葬のために掘られた地面
  • お墓には番号の墓標が

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第4次支援部隊として派遣したアーバンフューネス社員からのレポート

4月1日現在

06:30  起床

08:45  清月記様からのご依頼により10:00着グランディ21(ご遺体安置所)へ向け出発

09:30  到着
○グランディ21:総合運動施設。31日現在体育館の中に納棺されたご遺体が約200名位安置されていました。

10:00  ご葬家に連絡を取り合流。ご遺体引取りの手続きを行い、ご安置先の清月記仙台中央ホールへ向け出発。

11:30  清月記中央ホールご安置
○中央ホール:3Fのホールをご遺体安置所とし、約40~50名のご遺体が安置されています。ご遺族は交代交代で一箇所に設けられた焼香台にて焼香

12:00  清月記様のご依頼により2回目の搬送13:00着旧空港ボウル(ご遺体安置所)へ向け出発

12:50  到着
○旧空港ボウル:廃館となったボウリング場。各レーンにアルファベットが振り分けられ1レーン10~20名のごいたいが安置されていました。

13:00  ご葬家に連絡を取り合流。ご安置先の清月記太白ホールに向け出発

13:40  太白ホールご安置
○太白ホール:ご安置状況は他のホールと同じです。

15:00  本社にてドライアイス包装業務(1日1.8tが必要)

16:50  業務終了
引継ぎ 宮城野ホールにて第5次支援メンバー

17:30  夕食

18:20  仙台を出発

感想

被害の大きかった石巻市を中心にご遺体安置所が20箇所あり、清月記様のご依頼により安置所に向かい各ホールへの搬送業務が中心でした。
31日の業務がそれまでの業務と大きく異なっていたのは、ご遺族と接する機会があったことです。今回お手伝いさせていただいたご遺族は皆様第一声が『ありがとうございます』でした。

第一件目の故人様は70代の女性の方で息子さんが引き取りにいらっしゃってました。
第二件目の故人様は40~50代の男性の方で、ご自宅にて天理教の教会長をされていた方です。故人様のご兄弟は3日前に発見をされ火葬されたとのこと。同乗される中で自分に言い聞かせるようにいろいろなことを話されていましたが、どの言葉に対しても『そうですね』とも『そんなこと無いですよ』とも言えないほど重い話でした。

そのなかでとても印象に残った言葉は『私の場合主人が戻ってきてくれたから幸せです』『人間究極になると笑うしかない』と言うお言葉です。奥様の話によると4月以降身元が判明された方は瑞江の火葬場に搬送される可能性が高いということで、その旨は空港ボウルの玄関に張り紙がされておりました。

地元のテレビ放送を見るとコンビニに強盗が入る為、多くの店でブラインドを閉めている状況。飲食店も軒並み営業が出来ない状態でした。その中で我々は清月記さまよりとても手厚い歓待をうけました。社員のタバコや飲食の購入がままならない中、何不中無く3日間を過ごすことができました。

清月記様もフル稼働で本来ホームページ作成されている方が震災以降一人でドライアイスを毎日1.8トン巻き続けています。低温火傷の痕が痛々しかったです。

不謹慎な言い方ですが、今回の災害派遣に2名体制で参加できて非常によかったと思います。辛いときにお互い励ましあうことが出来る仲間の有り難さに気づくことが出来たからです。そして現実の中での被災の深刻さ、その中で暮らす人たちの大変さを痛感しました。

物資が充足しつつある中、今後は搬送業務が中心と考えられますが、また支援に伺いたいと思います。